久々の住宅新築工事です。
いやぁ、新築工事って本当に気が引き締まります。
施主様にとっては一生に一度の夢のマイホームになるのですから。
今回お世話になりますI様邸の室内。
天井と壁の見切り材を一切使用せず、また最近良く見かける目透かしでもありませんが
施工性もよくシンプルで若干ですが開放感があります。
そして奥に見えるまだ壁紙が貼ってない部分の点てんみたいな模様は
下地材プラスターボードの継ぎ目とかビスの段差を解消し、美しく仕上げる為の
パテ処理の跡です。下地の状態にもよりますが3回から4回ぐらい丹念に処理していきます。
それが終了してはじめて壁紙を貼り付けていくのですが、
実はこの作業が壁紙施工の最重要の工程なのです。
なぜかというと・・壁紙はおよそ5年~10年ぐらいで(やけ、汚れ等で)貼りかえ時期になりますが
壁紙を剥すのは表面の部分だけで一番下の紙は残ったままにしておき、その上から新しい壁紙を貼り付けていきます。
ですので下地処理はよほどの事がないかぎり半永久的にそのままの仕上がりになってしますのです。
ですから・・・パテ処理の時間はとっても大切なんです・・・
さぁ、明日もパテ打ちがんばろう!!!